「毎日毎日、あいつらいじめてきやがって!なにが面白いんだ!」って、こんな感じで職場のいじめで苦しい思いをしていませんか?
いじめを毎日されていたら、つらさは自分にしか分からないし、本当に苦しくなってきますよね。
職場いじめを楽しんでいる、問題がある人がいるというのはよく聞く話です。問題がある人を相手にしていたら、心も体も疲れてしまいます。
この記事では、職場いじめをする理由や対処法を紹介していきますので、参考にしてみてください。
・職場いじめの問題
・職場いじめを対処する方法
・職場いじめは逃げるが勝ち
職場のいじめ問題とは
職場でいじめにあっているのは、つらい気持ちになるし苦しんでいる人は多いです。職場いじめといっても、さまざまないじめがありますね。
例えば、
- 上司や先輩がパワハラやモラハラをしてくる
- あることないことで悪口を言われる
- 不快なことをして、嫌がらせをしてくる
こういった問題は深刻で、いじめを受けたつらさは本人しか分かりませんからね。
そして、人間関係の問題は大きな割合を占めていて、ストレスの原因にもなっています。
画像出典:厚生労働省
こういった問題は、自分のチカラで解決できればいいのですが、解決するのは難しいこともあります。
なかには、「いじめられる原因は、自分にもあるかもしれない」と、悩んでしまう人もいると思います。
ですが、そうであったとしても、「いじめられてもいい理由」にはなりません。
職場のいじめに耐える必要はなし
職場のいじめに、耐える必要はありません。いじめをする人は、ほとんど立場を利用してやっていることが多いからです。
例えば、立場を利用して、
- ストレス発散をしたい
- この人ならやってもいい
- 自分は先輩だからなにをやっても許される
などなど、自分の欲求を満たすためにやっているんですよね。
こんな理不尽な理由でいじめを受けていたら、本当につらいし苦しくなってしまうのも当然です。こういったことは、いじめを受けた本人にしかつらさは分かりません。
さらに他の人には優しいのに、自分だけがつらく当たられるというのもよくあることです。ターゲットを絞って、特定の人にやっているからですね。
なかには、「冗談のつもり」とか「悪気はなかった」など言っている人もいます。しかし、それはいじめる人の、都合のいい言い訳でしかありません。
それが許されるなら、なんでもありになってしまうし、おかしなことですよね。
問題なのはなにをしたらいじめではなく、やった人に対してどう思わせたかです。
「冗談のつもり」とか「悪気はなかった」など言われても、それをいじめと感じたら、それはもういじめです。
職場いじめの対処法
職場の信頼できる人に相談してみる
職場に信頼できる人がいれば、その人に相談するのがおすすめです。信頼できる人に相談することで、解決策が見つかる可能性があるからですね。
職場の人に相談するときは、本当に信頼できる人に相談してください。信頼できない人に相談すると、次のようなリスクが考えられるからです。
- 他の人に話されてしまい、会社で広がってしまう可能性がある
- 悪口を言っていると捉えられる可能性がある
相談する前に、相談をしようと思った人が秘密を守れる人かどうか、確認してから相談するのがいいですね。
また、上司もいじめに加担していることもあります。
ですので、職場に信頼できる人がいないときは、労働局や弁護士などの専門家に相談するがおすすめですね。
専門家に相談してみる
労働局や労働基準監督署
職場に信頼できる人がいなかったら、労働局や労働基準監督署に相談してみるのもひとつの方法です。
労働局や労働基準監督署は、職場のいじめや嫌がらせなど、さまざまな労働問題について相談できる窓口だからですね。相談は無料で、費用がかからないメリットもあります。
そして労働局には、助言・指導とあっせんの制度があります。
画像出典:厚生労働省 個別労働紛争解決制度(労働相談、助言・指導、あっせん)
助言・指導やあっせんの制度は、問題解決に向けて中立的な立場でサポートしてくれます。また、労働者と使用者の話は別々に聞くので、顔を合わせる心配はありません。
しかし、強制力はないため、必ずしも解決できるとは限らないです。
解決が難しい場合は、弁護士に相談する選択肢もありますね。
弁護士
労働局や労働基準監督署に相談しても、職場いじめの解決できない場合は、弁護士に相談する選択肢もあります。
弁護士は法律の専門家として、最適な解決策を提案をしてくれるからですね。弁護士に相談するときは、労働問題に強い弁護士に相談するのがおすすめです。
参考:ベンナビ労働問題
しかし、弁護士に依頼すると費用がかかるデメリットがあります。
ですが、弁護士に相談することで、解決に向けて専門的なサポートを受けることができます。こういった面でみると、メリットといえますね。
また、自分では気づけなかった解決策を、提案してくれる可能性もあります。
証拠や記録を残す
メモを取っておく
いじめに遭った内容を、メモに残すのは有効な方法のひとつです。いじめの相談をするときに、いじめの証拠として出すことができるからですね。
次のことを、記録しておくのが大切です。
- 日時(いつ)
- 場所(どこで)
- 相手(誰が)
- 内容(どんなことを)
- 状況(相手は一人だったのか、複数だったのかなど)
記録を残すことが大切なので、できるだけ詳しく書くようにしてください。そうすれば、誰にいじめられたのかを、明確に伝えることができますからね。
トイレなどの人目につかないところに行けば、落ち着いて書くこともできますね。
音声記録を残しておく
メモだけでは心配といったときに、音声記録を残しておくのも有効な方法のひとつ。音声記録は、言った言わないの水掛け論を防ぎ、確実な証拠になるからです。
例えば、ドライブレコーダーが車の運転中の記録を残すように、音声記録はいじめを受けたときの状況を記録することができますよね。
音声記録がなければ、泣き寝入りになる可能性もあります。ですが、音声記録があれば、いじめた人が言い訳しても証拠として出すことができます。
そして録音するときは、バレないようにこっそり録音してください。録音しているのがバレると、態度を変えて証拠を残させないようにする可能性があるからです。
言葉の暴力は、目に見えて分かるものではありません。いじめの証拠をつきだして、スカッとしましょう。
ボイスレコーダーを使うときは、周囲に気づかれないものが役立ちます。特にペン型のボイスレコーダーは、一見すると普通のペンと見分けがつかないので、周囲に気づかれにくいですね。
ペン型のボイスレコーダーは、メモをとる動作と録音を同時にできるので、不自然な行動をとらずに録音をすることができます。
職場いじめは逃げるが勝ち
職場のいじめに耐えられなければ、今の職場を離れるのもひとつの選択肢です。今の職場の環境が改善されて、いじめが無くなればそれに越したことはありません。
しかし、会社が改善をする気がなければ、いつまでも変わらないでしょう。そうなってしまったら、いじめに耐えることになりますよね。
いじめで心や体がおかしくなる前に、自分を守るために逃げるのも有効な選択肢のひとつです。
職場いじめから逃げる選択肢
新しい働き場所を探す
今の職場を辞めるとしても、次に働く職場があれば気持ちが楽になりますよね。「いつ辞めてもいい」とういう、選択肢が増えるからですね。
また、すぐに辞めなくても、あらかじめ新しい職場の候補を探しておけば安心もできます。
例えば、転職サイトや転職エージェントに登録しておけば、自分に合った求人情報を定期的に受け取ることができます。
また、選択肢は多いほうが、余裕も出てきます。
「辞めたとしても、自分には次の職場の候補がある」って状況にしておけば、安心感も違ってくるでしょう。
すぐに必要でなくても、あとあと活用できるかもしれませんからね。
すぐに辞めたければ、退職代行も選択肢のひとつ
職場いじめに耐えられなければ、退職代行に依頼するのも選択肢のひとつです。退職代行とは、自分に代わって退職の意思を伝えてくれるサービスです。
会社に行きたくない理由は、人によってさまざまあると思います。
例えば、
- いつも怒鳴り散らす怖い上司
- ネチネチと嫌味を言ってくる先輩
- 陰湿な嫌がらせをする同僚
などなど、問題のある人が多い職場もあるでしょう。退職代行に依頼すれば、こんな感じの問題のある人に会わずに済みます。
職場いじめでつらい思いをしているなら、退職代行を活用してストレスのない新しい一歩を迎えるのもひとつの選択肢ですね。
まとめ
「【悩み】職場のいじめでもう辞めたい!辞めてもいい理由と4つの対処法」のまとめは、
- 職場の人に相談するときは、信頼できる人にする
- 職場に相談できる人がいなければ、専門家に相談する
- 職場いじめから逃げるのも、ひとつの選択肢
職場のいじめに耐えているだけだと、つらい気持ちになるし、苦しさはいじめを受けた本人にしか分かりません。
今の職場を辞めるにしても辞めないにしても、慎重になって考えてみてくださいね。
ですが、もう未練がないのでしたら、職場いじめから逃げるのもひとつの有効な選択肢です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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